スタッフインタビュー

未経験から正社員となり、介護のプロフェッショナルとして後輩を指導

「また次がある」という意識を持たず、「今できる最大限のサービス」を提供する気持ちを忘れない

様々な職種を経験しましたが、今が人生で一番長く働けています

アースサポートに入社する前は、東京でセレクトショップの店舗運営や商品の買い付け、大型トラックの運転手など様々な職種を経験し、その後地元に戻り就職先を探していました。その際に、母が楽しそうに介護の仕事をしていたこと、祖父母も介護サービスを利用していたことをきっかけに、介護業界で働いてみようと思い、アースサポートに応募しました。未経験で知識もなく不安でしたが、上司や先輩スタッフが親身になって教えてくれました。

アースサポートのスタッフは仕事に対する思いが強く、どんなことに対しても熱意を持って取り組み、個性を活かして活躍しています。全員がお客様の立場に立ち、より良いサービスを追求し、それを形にしています。私も自身のサービスでお客様に喜んでいただくことがモチベーションアップに繋がっており、気がつくと、これまでの人生で一番長い期間働き続けることができています。

災害時は「地域のお客様のために何ができるか」そればかりを考えた

東日本大震災は、私の仕事に対する意識を変えました。震災が起きたとき、私はお客様のご自宅で介護サービスを行っていました。お客様と同行スタッフは家具に挟まり、ガラスが散り玄関も崩れている状態の中、家具を移動させ、避難経路を確保し、私はお客様を抱えスタッフと介護者様を避難誘導しました。上司や他のスタッフとは連絡が取れない混乱の中、お客様の安全を考えると同時に、自分に何ができるかを考え続けました。翌日には、当時利用されていた全てのお客様宅へ訪問し、安否確認や片付けを行いながら、水道の出ないご自宅には入浴車の水を生活用水に使えるようにして、給水活動を実施。地域のお客様のためにできることをとにかくやろう、そう思って必死に行動していました。生きるために命がけだった当時の光景を鮮明に覚えています。この経験後は、「また次がある」という意識を持たず、「今できる最大限のサービス」を提供する気持ちでサービス提供に取り組んでいます。

シャンプーが上手な人より、いつものスタッフに来てほしい

現在、L4トレーナーとしてスタッフの指導に注力しています。お客様にとっては、知っているスタッフが定期的に訪問してくれることをとても喜んでくださいます。訪問入浴の場合、サービス中は裸の付き合いになるため、このスタッフなら安心して任せられると思っていただくことが重要です。その為、お客様は特別シャンプーの上手な人に来て欲しいわけではなく、知っているスタッフが定期的に訪問してくれることが嬉しく、リラックスできるのです。そういう意味でも、お客様の満足度を高めることに直結するスタッフの指導はとても大切にしています。また、アースサポートの訪問入浴のお客様は、小さいお子様からご高齢の方まで、障害の等級やお持ちの病気も様々。訪問した際は、命を扱う現場にいることを意識し、ご本人の様子だけでなくご家族やご自宅の様子など注意力と観察力に欠けることがないよう、お客様に対し責任を持って接することの重要性を伝えています。もちろんお客様により良いサービスを提供する目的もありますが、状況を把握することが、お客様の命を守ることにもつながるからです。

※L4トレーナー:新人育成トレーナーの社内認定資格

人に関わることで自分も成長できる、やりがいのある仕事です

マイナスなイメージもある介護の仕事ですが、ひとつとして同じ現場がなく、多種多様なお客様と接する仕事は、とてもやりがいがあります。人と関わることで自分も成長できる、素敵な仕事だと思っています。介護業界で働くことは自分には難しい、不安を感じる人もいるかもしれません。アースサポートは教育体制やフォロー体制が充実しているので、未経験の方も安心して業務に取り組めます。介護業界で働くきっかけは何でもいい。ぜひ新しいことに挑戦してほしいです。